看護学校の受験・受験費用を詳しく紹介します

准看護師学校の受験費用と、願書を出すまでの作業

 

大きな労力と小さく重なる費用

 看護学校の受験を願書を出す時から全体的に見ると、受験料だけではない諸々の費用がかかったりします。あと、その作業に対しての労力とかも。
例えば、受験料は指定銀行の窓口じゃないと払えない(窓口で順番待ちだよ)→労力
窓口からの手数料はATMより高い→費用という具合です。

今回のブログの目的
① 看護学校を考えています。願書申し込みまで、どんな手続きが必要になりますか?
② 受験費用は、トータルでいくらかかりますか?
とお考えの方に、有益な情報となることを目指して書きます。
もちろん、私は1つの看護学校しか受験していないので、情報源は1つです。
受験する学校によって違いが出ることはご了承ください。

作業&費用

① 受験する准看護師学校から、入学願書を買いました。¥1,000円でした。
私は看護学校まで取りに行きましたが、郵送でお願いする場合は、郵送料がかかるようでした。
② その入学願書の中には、提出しなければならない書類があり、それに沿って書類を用意します。
・願書

[caption id="" align="alignnone" width="624"]f:id:takecoco2004:20200407173840j:plain これが願書になります[/caption]

・受験票

[caption id="" align="alignnone" width="624"]f:id:takecoco2004:20200407173922j:plain これが受験票です[/caption]

この願書と受験票は、丁寧に書いていけば大丈夫です。
ですが、画像に赤マルしましたが、
・受験票&願書に同じ写真 5×4センチ の写真が必要なことがわかりました。普通、履歴書は4×3センチです。
 私は、家電量販店の写真撮影のコーナーに行って、証明写真を頼みました。¥1,500くらいかかりました。

・受験料
¥20,000円。この受験料はさらに、指定の銀行の窓口でのみ扱う振込票でした。
 窓口の開いている時間の9〜15時までに銀行に行き、番号札を取って順番を待ち、ATMより高い手数料を払いました。¥500円くらいかかりました。
この振込票の一部が証明書となり、願書の裏面に貼ります。

・願書を郵送するための封筒と
(その中に入れる)受験票を受け取るための封筒

[caption id="" align="alignnone" width="624"]f:id:takecoco2004:20200407180144j:plain 願書を郵送するための封筒と、受験票を受け取るための封筒です[/caption]

 それぞれ簡易書留であったり、特定記録郵便であったり、送料が普通よりかかりそうです。
 ちなみに受験票を受け取るための特定記録郵便は244円分の切手を最初から貼らなくてはいけません。
 私の場合、窓口に直接提出し、その場で事務の方がチェックしてくれて受験票を渡してくださったので、無料で済みました。
(車で行った分、ガソリン代や駐車場代は少しかかっています。)

・宛名ラベル

[caption id="" align="alignnone" width="624"]f:id:takecoco2004:20200407191435j:plain 宛名ラベルです[/caption]

これは書くだけです。受験後、合格者にだけこのラベルが貼られた封筒がくるというシステムなのです。このラベルとまた会えますように〜と思って提出しました。

そして最後に・・・
一番労力がかかったつらい提出書類を紹介します。
じつはこれを書きたくて今回のブログを書いたようなものです。

・調査書
高等学校卒業後6年以上経っている者は、「高等学校の卒業証明書」でも可。
この案内を最初に見た時、「高校の卒業証明書?私は最終学歴の大学の証明書で良いよね?」と思いました。
なぜなら、大学は現住所のすぐ近くにあり、証明書を取る労力が少なかったからです。
私の出身高校は他県。わざわざ取り寄せることを考えれば、高校卒業後にさらに学歴があるのだから、それの証明書で良いのではないかと思いました。
 そう思った私は看護学校に電話し、この旨を問い合わせました。
しかし看護学校からの回答は「大学を出ている方でも、一律で高校の卒業証明書です。」でした。
 仕方なくインターネットで出身高校を調べました。高校を卒業したのなんて遠い昔で、家にパソコンなんてなかった時代だったのでネットで出身高校を検索するなんて初めてでした。
 すると、卒業証明書の費用は¥400円。
しかし!!その400円は、その県の収入証紙で申し込む必要があったのです
収入証紙というのは県ごとに販売されているものらしいので、収入証紙を買うためには、直接販売所に買いに行くか(その県でしか販売されてませんでした)その県庁の中にある生協に郵送を依頼しなければなりませんでした。
 ようするに、
・郵便局に行き、(卒業証明書分の)400円の郵便為替を買う簡易書留で、¥84円の切手を貼った返信用封筒を同封+郵便為替を入れて県庁の中の生協に依頼します。この簡易書留に¥400くらいかかりました。
・後日、収入印紙が送られてきたら、自分の出身高校に郵送で ¥84円の切手を貼った返信用封筒を同封と収入証紙を入れて依頼するのです。
・・・これはもう気が遠くなる作業でしたね。
 
 看護学校の窓口に提出するときに、
「もし前期試験が不合格で、後期試験も挑戦するときに、また高校の卒業証明書必要ですか?」と聞いてしまうほどでした。よっぽど辛かったんですね。
看護学校からの返答は「前期試験で提出してくれているので後期は不要。」と言っていただき、ホッとした記憶があります。

 ちなみに、高校によっては卒業証明書は収入証紙で払って欲しいけど、他県在住者のために違う方法も用意している高校もありました。
私のような苦労をして欲しくないので、ぜひ違う方法も全ての高校が用意してくれると良いのですが。

まとめ

① 准看護師学校の受験費用は、ざっくりですがトータルで ¥24,000円くらいかかりました。
② でもそれに関する労力は多く、肝心の受験の前に心が折れそうになります。③ 保育士や社会福祉士の国家試験も経験しましたが、労力で言うと「高校の卒業証明書」以外の部分はけっこう似ていて、どの国家試験でも受験でも願書を出すまではちょっと大変なのだと思います。
④ でも、試験が過ぎ去ってしまうと、また忘れます!😆

 私はめんどうくさがりなので、この作業をしながら、「これでイヤになって受験するのやめちゃったり、期限過ぎちゃったりする人がいるんじゃないかな〜。」と思っていました。
 弱音を吐きたくなったり、自分で選んだとはいえ、もうやりたくないよー!!と思ったりしましたね。
 でも、こんなめんどうくさがりの私でも出来たわけですし、出身高校が他県でなければ、こんな大変な思いはしないで済みます。
今回の記事を読んで「大変そう・・・。」と思わせてしまったかもしれませんが、大丈夫です!きっと出来ます。
 小さなことから片付けていけばいつのまにか全て応募書類は整います。めげずに頑張りましょう!